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Canon EF14mm F2.8L USM

Canon EOS 6D MarkII / EF14mm F2.8L USM / F3.2 / +0.6EV / ISO200 / RAW

「レンズ沼」にハマっていくと誰しも通りたくなる「広角レンズ」。

17-35mmF2.8や16-35mmF4と画角を広げていくと、どんどんと「未だ見ぬ世界」を知りたくなってきてしまいます。どんなパースで、どんな描写が待っているんだろう…と。

14mmF2.8Lをひょんなことから使う機会を得、日々持ちだしておりますが、そこで見せる描写は実に独特。期待していた画角は、16mmとたった2mmしか違わないものの、そのパースは一目で「違うっ」と感じます。コンパクトカメラや、スマートフォンのカメラがどんどん高画質になって来、充分に光量のあるところでは場合によっては一眼レフと大差ない写真が撮れてしまう昨今、このような肉眼を超えた描写のレンズは、マクロ・魚眼・超望遠といったレンズ交換式カメラならではの、使っていて超楽しいジャンルです。

一方、画角ではなく、このレンズそのものの使いこなしを思うと「超」じゃじゃ馬レンズと言わざるを得ません。同じく最古参の一角、EF50mm F1.0L USM とまでは行きませんが扱いが難しい!

Canon EOS 5D MarkIII / EF14mm F2.8L USM / F16 / -0.3EV / ISO200 / RAW

このレンズの登場は1991年と、そろそろ30年選手にもなろうお年頃。当然デジタルカメラなど影も形もなく、レンズコーティングなど全くといって良いほど考慮されておりません。出目金ということも相まって、ド順光以外で撮ろうものなら盛大なフレアとゴーストが出まくりも出まくりです(最悪なのは太陽が画面外にある場合。画面が真っ白になって、作品どころか写真になりません)。

1枚目の写真は、太陽を背にして(それでも向きを微調整しながら)撮ったもの。こうしないと何かしらの余計な光が映ってしまいます。2枚目の写真は、左下の虹色ゴーストのほか、数カ所ゴーストが映ってしまっています。また、太陽もフレアっぽく、16-35mmF4のように綺麗に光芒が出ません。

画面周辺の流れや、周辺光量落ちも昨今の優秀なレンズに比べると、数歩劣っているのも事実だと思いますが、この辺は(1枚目の写真のように)立体感を生み出す「効果」にもなり得るものなので「味」と言える部分なのでしょう。

こうした出てくる画の作りづらさに加えて、最短撮影距離の遠さや、ずっしりとした重さもちょっとなあ、というもの(後述のSIGMA超広角シリーズは画質とのトレードオフなので、画が良いのなら…と許せてしまいます)。

II型はおろか、III型の噂も聞こえてくる昨今。

超広角は味よりもパキッとした写りを求めたいので、買い換えたいなぁと悶々とする日々です。SIGMAのA14mmF1.8とA14-24F2.8、A12-24mmF4。どれも良いなぁ。欲しいなぁ。