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Canon EOS 6D MarkII / EF40mm F2.8 STM / F5.6 / +4EV / ISO800 / RAW

40mm。
このレンズを手にするまで馴染みの無い焦点距離でした。せいぜいフォクトレンダーULTRON 40mm F2の存在を知っていたくらいで(一昔前、似たコンセプト?のNikon Ai Nikkor 45mm F2.8Pなんてのがありましたね。今は結構な高値がついているそうで)、それまでは35mmか50mmをとっかえひっかえしておりました。

かつてのEF50mm F1.8IIを彷彿とさせる「安さ」に釣られついついポチッとしたのが数年前のこと。今のメインカメラであるEOS 5D MarkIIIと同じ頃に出たレンズと記憶しています。

 

手にして思うのは、小さっ!


純正・サードパーティーの違いこそあれ、それまで大口径レンズを中心に揃えていた身としては、メチャメチャコンパクトな筐体にちょっとした可愛さを感じてしまいました。5DIIIに装着すると、上から除いたときペンタ部からわずかに飛び出すほどのコンパクトさ。カメラ本体が大きいだけに、なおさらその小ささが際立つ気がします。


(ちなみに、純正フードもありますが私はNikonの金属フードHN-3を付けています。72mmのレンズキャップがぴったりで、ボリューム感こそアップしますが、なかなかの格好良さです(^o^))

特筆すべきはその描写力で、こんなにコンパクトなのにものすごく「しっかりした」描写をするレンズだなあ、と感じます。50mmのF1.4やF1.8II・STMも使っている身としてそれらの「50mmチーム」は絞りによって表情がガラッと変わるレンズに対し、この40mmは周辺光量こそ落ちますが、解放からぴっちりした画を描いてくれるレンズ。言い換えればあまり「面白くない」チームに入るということなのかもしれませんが、単焦点レンズとしてあまり明るくないレンズだからこそ、こうした能力はとても重要な気がします(F2.8のレンズで、数段絞らないとフワフワ…というのはちょっと使いづらいですものね)。
 

Canon EF40mm F2.8 USM

Canon EOS 5D MarkIII / EF40mm F2.8 STM / F2.8 / +0.3EV / ISO200 / RAW

強いて言えばもう1段明るければ、と思うのですが(結構切望(^-^;)…フォクトレンダーの「ちょっと大きい」を指し引いても、羨ましいものと感じます。

 

特筆するのはその「画角の使いやすさ」。

冒頭でも挙げたように、「40mm」という画角はいまいち馴染みの無いものであったのですが使ってみるとこの画角、実に使いやすい!50mmを体験した方が感じる「ちょっと望遠」感が全く無く、逆に35mmのような「広さ」感もあまり感じられず。言い方がとても抽象的なのですが、「ぼーっと」眺めているときの景色がまさにファインダーの中にあるような感覚になります。だからといって35mmや50mmの存在意義が薄れる、といったことはありませんが、この画角は全く使っていてストレスの少ない、まさに「スナップレンズ」といった趣です。

50mmや35mmを持っていても(その価格も手伝って)その「存在意義」が強く感じられるレンズだと思います。最近、(Canonの中で)コンパクトなEOS 6D MarkIIが我が屋にやってきたことも手伝って、ますます出番の増えそうなこの子です(^o^)。

ちなみに、APS-Cボディを使っていたときは60mmオーバーの画角となりスナップには「とっても」使いづらい画角になってしまい一気に「残念な子」になってしまいました。見た目がそっくりなEF-S 24mm F2.8 STMもつかっていましたが、APS-Cフォーマットの宿命足る「深度の深さ」+「変わらないF値」のため、表現の多様さとして、あまり使っていて「楽しくない」レンズでした(私の使い方では、の話ですが)。