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EOS 6D MarkII / EF16-35mm F4L IS USM / F11 / +0.3EV / ISO100 / RAW

 

APS-Cの子達にかわって我が家にやって来たのはEOS 6D MarkII。新品最新のEOSを購入するのは2004年のEOS20D以来、13年振りです。とはいえ、根っからの5DIIIユーザーの私にとって、6DIIにするか二台目の5DIIIにするか(5DIVは予算的に間に合いませんでした(^-^;)、大いに悩んだところですが同じカメラもツマラナイのでこちらにしてしまいました。

 

さて、それが吉と出るか凶と出るかでしたが、たった数百カット「フツー」に使ってみての「超々」ファーストインプレッションです。

 

まずそのボディを手に取って感じた「小ささ」。

1D系(1DsII、1DIV)、5D(初代、III)、7D、KissX7iのような現行/直近まで使っていたモデルからD60,20D、30Dと中級EOSを使ってきてどれに一番近いかなあ、と思うと、なんとKissX7iにその存在感の近さを感じます。もちろんそんなに小さいと言うことはないのですが、手の中に収まる感じが明らかに7Dよりワンランク小さく感じます。フルフレームのボディということを考えると、これを超えるコンパクトさを求めるのは今の段階では難しいのかなと思うほどの「存在感のなさ」を感じます(SONYのα、はミラーレスと言うことでおいておいて。。。)

 

ただ、その小ささによる弊害もちらほら。

サブ電子ダイヤルは明らかに上位機種よりも小さく、昔量販店で7DIIと80Dどっちが良いかなあ、と選んでいたときに「小さっ!」と思ってしまった80Dのソレとほとんど同じ感じ。5D系にある測距点選択ジョイスティックが無いのも5DIIIと併用する際には大いに戸惑う点です。いざ測距点を選ぶ際、サブ電子ダイアルの中にある十字キーがメチャメチャ遠い。また、ホワイトバランスもメニューもしくはクイックメニューからの選択しかできず、頻繁に変更するものだけにかなり戸惑いポイントでありました(むしろ、6D系のユーザー層を考えると、引っ込めておいた方が良いのかもしれませんが)。

私が写真を撮る上でとても大事にしているのが「シャッターフィーリング」。ユーザーである1DIVの「カキッ」というキレや5DIIIの「ガシャッ」というメカの動作音を感じられる機種と比較したときの80Dや5DIV、5Ds系を(店頭で)触ったときの「パコっ」とした音と感触がどうしても「許せない」「愛せない」と感じてしまいました。こだわりを感じていつつも、6DIIはその価格感から、「まあこんなものか」を受け入れる覚悟をしていたので、そこを確認せず購入に至ってしまいましたがその結果は。。。「意外に良いじゃん!」がファーストインプレッション。もちろん「キレ」そのものは1D系、5DIIIと比べるものでは有りませんが、「カタッ」という小気味いい音と感触は、カジュアルに、でも良い写真を残そうというモチベーションを大いに高めてくれます。ここ最近所有し、その感触を覚えている範囲で順位を付けるとすれば

1D系(1DIV・1DsII)≧5DIII≧6DII>7D>>KissX7i

​といったところでしょうか(ここはめちゃめちゃ主観がはいるところです)

Canon EOS 6D MarkII

EOS 6D MarkII / EF50mm F1.4 USM / F1.6 / +0.6EV / ISO3200 / RAW

 

EOS6Dの後継機種とくれば期待してしまうのが「高感度」の画質。常用ISO40000はメインの5DIIIと比較しても2/3段ほど高感度です(本当は51200を期待していたのですが(^-^;)。しかし、実際に低照度下で撮ってみると、それほど高感度が(5DIII比で)向上している感じがしないのです。色はそれほど転んでいないので、ぱっと見上手い画作りをしている感じですが、ディティールは相当失われているようです。高感度だけを目当てに、5DIIIから6DIIを交換・あるいは買い増し、というのはあまりお勧め出来ないなあ、と感じた次第です(とはいえ、上述のように色の転びはなかなか粘るのでブログアップのような小さな画像掲載が中心となれば話は別かなあ、と)。

ネット上でこれでもかっ、と騒がれているダイナミックレンジの狭さは、私のようなチョロい使い方&短期間での使い方ではほとんど気になることはありませんでした。レビューサイトのような、むちゃくちゃな暗部の持ち上げ方をすれば「差」を感じることがあるのかもしれませんが。。。全く私にとっては実用性を欠いたレビューなので、あっさり無視させていただきました。あまりにダイナミックレンジの広い絵は「眠さ」をも一緒に連れてきてしまいますが、発色はむしろ5DIIIや1DIVよりも印象色に近く、ぱっと使いたいときに使いたい画像を得るための「使いやすさ」を感じます。その分、レタッチ時の耐性が弱いのかもしれませんが、、、そこまで画像をいじることは私の撮影スタイルではおよそ考えられないため、むしろ5DIIIより取り回しの良さがメリットと感じます。

 

6DIIの売りである、キヤノン製フルサイズ機初!、のバリアングルモニター。

これは超~便利っ!写真趣味人は三脚を使ってナンボという世界であることも百も承知ですが、それでもカジュアルにいろんな世界を切り取りたい、というユーザー(私も含めてですが)にとってはこれは「便利」…というか今までに無い「写真の楽しさ」を教えてくれるガジェットであると思いました(かつてKissX7iを使っていたときも同じ機能はありましたが、ほとんど使ったことがありませんでした。勿体ない)

 

測距点の「集まり具合」はネットや雑誌のレビューでも散々言及されていることではありますが、確かにそれは感じまくるところです。5DIIIと比べると、上下2-3割はその広がりは小さい気がし、実写においてもド定番の黄金分割比あたりに被写体を配置すると「AFエリアが無いぞ~」、と。ここに5DIII以上のものを期待する場合は1DX2か5DIV以外の選択肢は無いのですが。その昔、EOS D60(3点AF)、20Dや30D(9点…だったっけ?)のころに多用していたフォーカスロック、久々に使ったほどです。7Dや5DIII、1DIVの「面でAF」が如何に当たり前になってしまっていたんだなあ、とちょっと反省してしまいました。

ファインダーの視野率98%はほとんど気になりませんでした。いろいろ騒がれた初代7Dの「約100%」のことを考えると相当頑張っている気がします。2600万画素オーバーの画素数も手伝って、多少何かが映り込んだとしていたとしても、それに対する耐性はあるんだろうなあと感じました(2400万画素で視野率100%、2600万画素で視野率98%。。。はたしてどちらがいいことなのか)。

めちゃくちゃ便利だったのはファインダー内に常に表示される水準器。5DIIIではシャッター操作とは別に操作を求められるため、イマイチ撮影に集中できなかったのですが、常に傾きが表示され、ファインダー内に表示されるのは構図と水平・垂直を同時に考えられる、素晴らしい機能だと思いました(インテリジェントビューファインダーII、7DIIからの機能でしたっけ。。。水準器そのものがない1DIVにその爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです)。

意外に気になったのがシャッタスピード上限が1/4000sec。ピーカン屋外の下では、大口径レンズを使うとわりあい簡単に引っかかってしまいます。5DIIIではそんなことを感じたことはほとんど無いので、これが「格の差」なのかあ、と感じた次第です(とはいえ、きちんと感度を下げてあげればちゃんと撮れるので、むしろキレイな画を残す為には「良いアナウンス」と捉えることもできますね。

wifi連携連携、GPSは正直その便利さはよく分かりません。

​GPSを見るツール「Map Utility」はNAS上の画像に対応していませんし、wifiは設定に手こずり「いざというとき」にパッと使える気が未だしません(当方iOS)。これらはちょっと様子見かなー、と。

とまあ、いろいろ書きましたが、

「動体と連射の1DIV」、「写真機としてバランスの良いの5DIII」、そして「カジュアル&高画質」の6DIIと、これから自身の写真人生をまた豊かにしてくれる相棒が増えたなあと感じます。久方ぶりの新品最新EOSです。これから長い付き合いになりそうな、「小さな相棒」。不満な点も散見されるこの子ですが、いっぱい愛してあげて、そしてあっちこっちで素敵な写真を撮っていきたいものです(^o^)。