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DCM入賞+


EOS 5D MarkIII / EF135mm F2L USM / F2 / +1EV / ISO400

といっても末席(佳作)ですが。。。

この秋は10月の長雨に続き、11月に入って風邪をこじらせてしまったことでほとんど満足な撮影行ができませんでした。その憂さ晴らし、というわけではありませんが、写真誌への投稿を十数年ぶりに再開した次第です。以前は撮影した写真をプリントアウトして郵送…という手順を踏んでいましたが、これがなかなかに面倒くさい。プリントも写真の一部と言ってしまうともうそうですね、としか言えないのですが公私共に忙しいこの頃、電子投稿が簡単であるのもまた事実です。そんなことができる雑誌を探したところ、この雑誌(デジタルカメラマガジン)を見つけました。この雑誌に投稿するにはGANREF(ガンレフ)というサイトにまず投稿した上で、その中から雑誌に投稿するものをさらに選ぶ、という仕組みになっています。

それでは、と去年の作品の中から何点かを選んで投稿の結果、ラッキーなことに上の写真を選んでいただきました。

添削もしていただいて、嬉しい限りですがその内容がかなり厳しい。簡単に言うと、手の位置に配慮すればもっと良かった、とのことですが廻りの空間の都合これがギリギリのタイミング。コンマ何秒早くても遅くてもおそらく写真の雰囲気はずいぶん変わってしまったのではと思います。

と思うと、このシチュエーションではこれが出来る最善手だったかなあ、と思う一方、そんなところまで見てくれているんだとの驚きと、そこまで考えも及ばなかった、私の写真への向き合い方の「雑さ」を指摘されたような気がします。

きっとこのような全国紙に載るのはそうそう無いチャンスではあると思いますが、サイト上の素晴らしい作品(本当にレベルが高く、そう思うと選んでいただいたのは奇跡だとも)から、技術だけでなくそういった「緊張感」も学ばせて貰おうと思います。

EOS 5D MarkIII / EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / F11 / +3EV / RAW

さらにオマケですが、DCM発表の少し前、1週間に一度発表されるガンレフのFeatured Photosに上の作品を選んでいただきました。雑誌への投稿とは異なり、全作品が対象となるようなので、それなりに受賞は嬉しいものです。

ガンレフにはポイント制度のようなものがあり、「お気に入り」(フェイスブックで言うところの「いいね!」)やコメントが付けられたりすることでポイントが付与されます。そのポイントを集めることで「bronze」や「silver」や「gold」といったランクが上がっていく仕組みですが、その道のりが結構遠い。次のランクに上がるまでに数万ポイント必要なのに、コメントやお気に入りで得られるポイントはわずかなもの。

その結果、片っ端から(好きでも無い)作品に「お気に入り」を付けまくったり、当たり障りの無いコメントを投稿することで、お返しのそれらを期待する、というポイント外交なる文化が一部で存在するようです。私にとっては良い作品が良い作品と感じることも一つの写真の感性の重要な一部だと思うので、そういった文化にはイマイチなじめないでおります。やもすれば、インスタ映えならぬガンレフ映えを狙うような作品作りに手を染めては、自分らしい作品を発表する場に対して本末転倒な話です。

なんだか趣味にしている登山と、そこに居る「百名山ハンター」の話とよく似ているようで、この手の話はどこにでもあるんだなあ、と思いました。

EOS Kiss X7i / EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM / F7.1 / -1.3EV / RAW

さらにさらにのオマケですが、ガンレフには1日1枚、トップページに掲載される「今日の一枚」なるイベントもあります(Featured Photosはプロが選ぶものに対して、今日の一枚は編集部の方に選んでいただくイベントです)が、上の作品も選んでいただけました。

特に、この作品は「誕生日」にちょうど選ばれたので、(今となってはあまり嬉しくない)誕生日プレゼントになったなあ、と思い出深いものになりそうです。

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