ホンモノの魅力

休日。
ちょっと足を伸ばして、銀座松屋の企画「没後20年 星野道夫の旅」を観てきました。 画集などでざっと目を通すことしか観たことの無かった彼の写真ですが、大伸ばしの作品を観るにつれ、アラスカの自然を愛し、アラスカの人を愛し、そしてそこに一生懸命生きる彼自身への愛、を感じました。
写真だけでなく、絵画や造形、さまざまな表現作品を観る機会がここ数年ぐっと増えましたが、そういったところに足を運ぶ度に「ホンモノの魅力」をひしひしと感じるようになりました。図録では決して伝わらない、色調や質感、作品の持つ力。。。
こんな気持ちをちょっと前にも感じたなあ、と思い返すと、ライブに初めて行ったときのこととずいぶん重なりました。「イヤホン」からでは感じることのできない、雰囲気こそそのアーティストの魅力!てなことを感じ、周りの人に語った記憶があります。
なんて、それが当たり前の人にとっては当たり前の事ではありますが、今になって気づけてよかった。ホンモノ、沢山聞いて、観て、感じて行くことに気づけた幸せ。