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EOS5D MarkIV発表

かねてからの噂通り、キヤノンEOS 5D MarkIVが発表されました。 ボディは9月8日に、新型標準レンズEF24-105mm F4L IS II USMとのセット販売は10月下旬になるとのこと。私の愛用ボディが5D3なだけにめちゃめちゃ興味津々ではありますが、むむむ、、、これはちょっと冷静になったほうがいいかも、というような第一印象。 その「第一印象」をまとめてみました。

 

ステキな点:

・全点F8測距可能になったこと。 100-400L2使いなのでx1.4テレコンが「実用」になるのはうれしい! ・バッテリーが5D3と同じ。 ほかにも7Dを使っているので、バッテリーが一緒というのはうれしいです。

・WifiやGPS搭載 コンパクトカメラG5Xも使っていますが、Wifiでシャッターを切れたり画像を簡単にスマホに転送するのが思ったより便利だったので、これが一眼レフについていたらなあ、と思っていました。GPSも地味にほしかった機能だったりします。電池の持ちはどうなのでしょうか。

いまいちな点:

・とにかく価格! 5D3の初値は忘れましたが、かなり高い印象。1DXの新品(1DX2ではない)に手が届きそう。5Dsや5DsRが出たときは高いなあ、と思いましたが、まさか5D系がそっちに合わせてくるは思いませんでした。財布にきつすぎるぜ! ・SDがUHS-II非対応 5D3を使っている今ですら、SDカードの通信速度の遅さに閉口しているくらいなので、画素数の多い5D4ではどうなることやら、です。 ・ファインダー倍率がいままでと同じ 1DX系への羨ましさMAXになるのがファインダー。0.76倍と数字上の差は小さいのですが、やっぱりそちらを覗くと「広っ!」と感じます。良くも悪くも今まで通り。これだけ高いのですから頑張ってほしかった。。。

・常用感度のアップ幅の小ささ ISO12800以上はほとんど使わないので、常用できる高感度域(1600~6400)の画質が良くなっていることを期待しますが1段程度の改善を期待していただけにこれはちょっとがっかり。ニコンのように「使い物にならない」ような無茶な画質を売りにしてこなかったのは「実用機=5D系」らしいと思いましたが。

どうでもいい点:

・3040万画素 確かに増えて困らない数字だとは思いますが、それほど大伸ばししない自分にとってはもう少し画素数が少なくてもいいのでその分を感度に振ってほしかったです(2800万画素、常用51200が良かった)。

・7コマ/秒の連射 5D3でも十分でしたし、それで足らない人は7コマでも全然足らないのでは。連射目的でこれを買うくらいだったら、5D3+7D2買ったほうがよっぽど幸せそうです。バッファが増えてコストアップになっているのだとしたら全く迷惑な話です。

デュアルピクセルRAWなど、解説を読んでもよくわからない機能もいくつかありますが、総じてカメラとして地味、ということとそれに対しての高価格ということ。プロ御用達の質実剛健な5D、を全く地で行くブレなささ、と感じました。その分アマチュア涙目なのですが。

 

さて、、、 これからカメラをどうしようかと思うと5D3の中古の買い足し、初代1DXの新品or中古、5Ds系、6D2を待つか。いろいろありますが実は一番の「勝ち組」は昔新品で5D2を買った人だったんじゃないかと思います。5D3待てた人は、きっと5D4も待てたのでは、と思うのです。高感度やフィーリングを除けば「写真を残す道具」としては今でも充分な性能。中級機らしい画像拡大縮小のしやすさなどなど、庶民の味方5D!が一番出ていたような気が今となってはします。

なにはともあれ、まだまだ情報が少なすぎるので値段や画質などの動向を見つつ、来年春ころに「判断」したいと思います。

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